冬の間、あまり汗をかかない生活が続くと汗腺が弱り休眠状態になっているそうです。 休眠汗腺の状態で汗をかきはじめると、濃い汗が出て粘っこくなってしまいます。
そんな身体の状態のまま夏を迎えると厄介です。
ベタっとして、蒸発しにくく、体を冷やす能力が低い悪い汗をかいてしまいます。その結果、雑菌が繁殖しやすく、ニオイ成分の多い汗となってしまいます。
そうなる前に、冬の間に閉じていた汗腺を目覚めさせ夏に備える必要があります。 さらっとして蒸発しやすい汗を流せるようになるには、 普段からジョギングなどの有酸素運動が良いのでしょうが、運動しない人にもおすすめの方法が紹介されていました。
わきが・体臭・多汗症専門医、五味先生のおすすめの「足湯汗腺トレーニング」です。
足湯汗腺トレーニング
42℃〜44度くらいの少し熱めのお湯を用意し、
ひざ下を10〜15分ほどお湯につけます。
これを2~3週間続けると汗腺が徐々に回復してくるそうです。
試してみたところ、5分ほどで汗がダラ~っと出てきます。体中ポカポカになります。足をつけるオケがなかったので、お風呂を少し熱めに貯めて一度止め、足湯にしてからお風呂のお湯を足す方法をとりました。
疲労臭
疲れがたまることで悪い汗が出ていやなニオイを出すことも有るようです。
活動している汗腺の数が増えてくれば、1つの汗腺が出す汗の量が減るため良い汗が作れるようになります。 サラサラとしてさっと蒸発する汗です。乳酸やミネラル分などの成分が少ない汗になります。
一方、疲労物質が増えて乳酸が強くなると臭いが強まってきます。これを疲労臭と呼んでいるそうです。
この乳酸に効果的なのがクエン酸。
梅干しにたっぷり含まれています。
同時に水分もたくさん摂ることで汗が薄まり成分の少ない汗をかくことが出来ます。疲れた時は、クエン酸入りの酸っぱめなドリンクが疲れにもニオイにもおすすめなんですね。